F:フラットフォーム
フラットフォームは、柱・壁・スラブ等の平面部分に使用する、最も標準的な鋼製型枠です。各種サイズのフラットフォームを適宜組み合せ、広範囲に利用できます。
CA:コーナーアングル
コーナーアングルは、柱型の四隅、梁側と梁底との出隅、その他壁の出隅等を接合する緊結金具で、フラットフォームによりコーナー部を仕上げる際に使用します。出隅部分をコーナーアングルで接合することにより堅固な型枠が組み立てられます。
CF:コーナーフォーム
コーナーフォームは、柱と梁、梁とスラブ、スラブと壁、壁と床板などの入隅部および出隅部分に使用する型枠です。コーナーフォームの利用により入隅・出隅などのコーナー部分が容易に精度の高い仕上り面が得られます。
BF:面取フォーム
面取りフォームは、高架橋、地下鉄等の壁や柱のコーナー部分など、出隅部分の面取用型枠で、フラットフォームとの組合せによって平滑で美しい仕上がり面が得られます。
HF:ハンチフォーム
ハンチフォームは、角度のついたハンチコーナーフォームと、ハンチフラットフォームの2種類を組み合せて、高架・地下鉄・暗梁・ケーソンなどのハンチ部に使用する鋼製型枠です。
標準規格として、1:1、1:2、1:3の比率をもつ各種のハンチフォームを用意しております。
割付け・設計・製作
高架橋・橋脚・地下鉄工事などでは、コンクリート打設に際しメタルフォームが多いに利用されています。これらの工事のコンクリート打設面は複雑な場合が多く、フラットフォーム・コーナーフォーム・面取フォーム・ハンチフォームその他異形フォームを組合せて使用する必要があります。
弊社では、「求められるテーマに確かなエンジニアリングを」というモットーの下、選り抜かれた技術スタッフが、これらの割付け・設計・製作など、どのようなご相談にも応じられる体制を確立しています。
T:曲面フォームおよびTR:梯形フォーム(受注生産品)
鉄道、道路、水路などの隊道(トンネル)工事におけるコンクリート打設に適合するように特別設計されています。梯形フォームは縦リブにコロビがついており、曲率半径の大小により、コロビ幅および面幅を用途に応じて選定使用することで、組み立て、貼付けが容易になります。
また曲面フォームは、縦リブが面板の内側1.5mmのところにあり、これを連結することで曲面が形成されます。
VF:異形フォーム(受注生産品)
異形フォームは、コンクリート構造物において、規格メタルフォームのみでは割付け不可能な部分に使用される型枠です。ご注文に応じて、どんな形状のものでも設計、製作いたします。
CS:円形フォーム(マンホール用型枠)
円形フォームは、円柱、マンホール等円形のコンクリート打設用型枠で、内側枠(抜き勾配付)、外型枠の二種類あり、用途により選別使用できます。