1. メリットコーンにセパレータをセット
工具を用いず素手でセパレータをねじ込むだけで簡単にセットできます。
2. メリットフォームの組立て
メリットフォームを枠建てするとメリットコーン挿入用のスリット(溝)ができます。この溝にメリットコーンを挿入してください。穴あけは全く不要です。
3. Uクリップで緊結
挿入されたメリットコーンとメリットフォームをUクリップで一緒に緊結できます。(一本のメリットコーンで最大7,000kgの引張力に耐えることができます。)
4. メリットホルダーによる緊結
メリットホルダーを使用して、バタ材とメリットフォームを緊結。メリットホルダーは必ずメリットコーンと同じリブの隣の穴に差し込みます。
5. 仮設材の取り外し
コンクリート打設後、仮設材を取り外すと、左の写真のようにメリットコーンが残ります。これはメリットスパナで1回転させれば、後は素手で簡単に取り外すことができます。
6. メリットピースの埋込み
メリットコーン取り外し後の埋込みは、モルタルの代りにプラスチック製の打込みピースがあります。1~6の作業は、熟練を要さず、きわめて簡単にできます。
大型パネルの仮設要領
必要機材
■メタルフォーム ■メリットフォーム ■バタ材(単管パイプ48.6×2.4または角パイプ50×50×2.3) ■Uクリップ ■ホルダーピン
■ハイテンションセパレータ(壁厚に応じて任意の寸法をお選びください) ■メリットコーン 9φ ■メリットホルダーまたはクランクフック(ただしクランクフック使用の場合は3型座金が必要です)
仮設手順
1. メリットコーンにセパレータをセットする
2. Uクリップでメタルフォームとメリットフォームをジョイントする
3. メリットホルダー(またはクランクフック)により、縦・横のバタ材を取り付ける
(注)その際、メリットホルダー(またはクランクフック)は、必ずメリットコーンを差し込む溝の横隣りのクリップ穴に差し込み、横バタ材はメタルフォームのジョイント部に平行になるよう取り付ける。