一般型枠工法と性能比較



実際の型枠工事ではメタルフォームの面板にコンクリート側圧が外力として加わるが、この実験では、実工事と同様にコンクリートを打設し側圧を得ることは合理的でないと判断し、そらに均一な側圧分布を得ることが容易となるため水圧をもってコンクリート側圧に代替しました。(下図参照)
なお、実工事では型枠を垂直に組み立てるのが一般的であるが、実験では均一な圧力分布を得るため水平に枠組みしました。
実験体は、2,400mm(メタルフォーム幅300mm×8枚)×3,000mm(メタルフォーム長1,500mm×2枚)で行いました。

ケース・スタディ
メリット工法と一般型枠工法との工期および工事コストの比較

型枠仮設工事を行うに際して、安全性・作業性の問題と同時に、その工期および工事コスト(特に労務コスト)という問題を検討する必要があります。ここでは、実際の好事例を挙げて、メリット工法の場合と一般型枠工法の場合では、工期および労務コストの点でどのような差異が生じるかをご説明します。
左記条件下において、従来の型枠工法とメリット工法における工期および労務歩掛り(大工・土工人数)を比較したものが次の表です。

● 検討結果(工事担当者のご意見)

「メリット工法およびメリットフォームを使用した後で特に感じられた事は、今までの面板としてのみ考えられたメタルフォームをリブを通しての応力伝達物として考え、メタルフォーム自身の剛性を十分に生かしている点である。応力伝達のバタ材から面形成、その保持の役割へと、用途を根本から変えるものである。
作業の面から言えば、慣れるに従い土工でも十分型枠を組め、単価の高い専門職人(大工)を減らすことができ、その結果、請負いの型枠m2単価を押えることができる。また大パネルを使える現場では、メリット工法の場合、工期・単価の面でも十分威力を発揮できるだろう。更に、同じ組ばらしで施工しても工期、必要人数の点で満足できる結果である。」

メリットフォーム関連資材一覧表